【ロッテ】先発・種市篤暉が988日ぶり白星 6回1安打無失点の好投「ヒーローになって懐かしい感じ」

スポーツ報知

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2023.4.9(日) 16:58

今季初勝利を挙げ、ファンに挨拶する種市篤暉(カメラ・今西 淳)

◆パ・リーグ ロッテ10―1楽天(9日・ZOZO)

 ロッテは先発の種市篤暉投手が、6回95球を投げ1安打無失点の好投。7奪三振、3四球の内容で、20年7月25日以来、988日ぶりとなる白星を挙げた。お立ち台にも上がり「ヒーローになって懐かしい感じというか、応援されている部分に関してはすごいありがたいなと思いますし、まだまだたった1勝なので、シーズンは長いので、1つでも多く勝てるようにしたいと思います」と久々の勝利をかみ締めた。

 初回、先頭の辰己にフルカウントから四球を許したが、続く小深田を一ゴロ併殺に仕留め波に乗った。最速150キロの直球とフォークを軸に、危なげないピッチングを展開。得点圏に走者が進んだのは、2回2死から茂木が唯一の安打となる左前打と暴投で二塁まで進んだだけ。3回以降は二塁も踏ませず、6回までの4イニングを投げ切った。

 種市は20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、22年8月に1軍登板。この年の登板は1試合だけで、今季は2試合目の先発だった。リハビリ中もファンの声援が届いていたと明かし「(広報が)SNSにあげたらすごくコメントが来てるよと言われましたし、その部分でも頑張らないといけないなという思いが強くなった。今日勝てて良かった」と感謝していた。

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