「バッターの心が読めているよう」 球団最年長勝利を記録した和田毅の投球に称賛の声
ベースボールキング
- ニュース
2023.4.6(木) 07:44
ソフトバンク・和田毅 (C) Kyodo News
◆ 「投球に味がある」ソフトバンクの和田毅が5日、京セラドーム大阪で行われたオリックス戦に先発登板。今季初勝利を挙げ、球団最年長勝利を記録した。
和田は今季でプロ17年目を迎える大ベテラン。この試合は味方の援護点にも支えられ、5回まで投げて球数71球、被安打4の無失点投球を披露。今季初登板で初勝利を挙げ、これが42歳1カ月での白星となり、今井雄太郎が持つ41歳9カ月の球団最年長記録を塗り替えた。
和田の投球について、5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に電話出演した解説者の笘篠賢治氏は「大胆に真ん中あたりにドンとストライクを取ったり、打者が打ち気の場面ではボールゾーンを振らせたり。バッターの心が読めているような投球。味があって、これはベテランのなせる業なのかな」と大絶賛。
同じく番組に出演した平松政次氏は「健康面であったり、体の手入れだったり、そういう事を一生懸命にやっているんでしょうね。そうしなければ、ここまで活躍できないでしょう」とプレー以外の面も称えた。
「松坂世代」最後の現役投手でもあるベテラン左腕の活躍に、今季も期待したいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』