オリックス戦に先発したソフトバンク・和田 (C)Kyodo News

● オリックス 0 － 5 ソフトバンク ○
＜2回戦・京セラD大阪＞

　ソフトバンクは2年連続の開幕5連勝。5回4安打無失点と好投した先発の和田毅投手が、球団最年長勝利記録を42歳1ヵ月に更新した。

　今季初登板となったベテラン左腕。初回は3者凡退スタートを切ったが、2回以降はピンチの連続だった。それでも、3回は一死二、三塁、4回は無死一、二塁の窮地を凌ぐなどオリックス打線に得点を許さず。5回71球、4安打無失点、3奪三振2四球と粘り、今季初勝利の権利を得て後続にマウンドを譲った。

　打線は初回、4番・栗原の中前適時打で幸先よく先制。2回は2番・近藤の中前適時打で2点目を加えると、4回も近藤が一塁線突破の2点適時二塁打を放ち4－0とした。5回は6番・中村晃の右前適時打で5点目。好調な打線がこの日も効率よくつながった。

　リリーフ陣は6回から又吉、松本裕、津森、板東が1イニングずつ無失点。和田の最年長記録を完封リレーで飾った。