【西武】山川穂高が今季初の猛打賞「昨日とかその前の試合よりは確実にいいのではないかと思います」

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2023.4.5(水) 18:04

西武・山川穂高

◆パーソル パ・リーグ 楽天―西武(5日・楽天モバイル)

 浮上の兆しが見えてきた。西武・山川穂高内野手が3安打を放ち、今季初の猛打賞を記録した。

 2回、早川のチェンジアップを左前へライナーで運ぶと、4回の第2打席でも131キロのチェンジアップを左前へ。9回の第4打席では松井裕のフォークボールをとらえて右越え二塁打とした。「フルカウントで何とかっていうところで、うまく引っかかってくれたのでそこはよかったです。昨日とかその前の試合よりは確実にいいのではないかと思います」と息をついた。

 開幕戦から前日までの4試合で15打数2安打も、前日の最終打席できっかけを見い出したという。「ファウルが三塁側に行っている時っていうのが僕の中であんまりよくなくて、真後ろにファウルが飛ぶようになっているのがいいのですが、昨日の最後の打席で真っすぐをファウルにした時にそれが1回できて。ファウルを打つつもりはないんですけど、自分が思っているより力が入っていて、その分やっぱりタイミングが多少ずれていたと思うので。今日だけでどうかっていうのは判断できないので、明日も1本引き続き出していけたらいいなと思います」とうなずいた。

 自身はもちろん、チーム、ファンが待ち望んでいるのは本塁打。キングに輝いた昨季は開幕からの4戦で4発と好スタートを切ったが、今季はまだ快音が聞かれない。「本塁打を量産するっていうのは、本塁打が出ないと…。でも、徐々に勝負になる型になっていっていると思うので、明日も1本出したいなと思います」と前を見すえた。

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