【ロッテ】移籍のC・C・メルセデス「友情は大事」でもVS巨人の心構え「兄弟、家族であろうが絶対に打ち取る」

スポーツ報知

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2023.4.4(火) 05:40

3月29日、イースタン・ロッテ戦で久しぶりの再会を果たし、メルセデスに抱きつく巨人の石川慎吾

 巨人から移籍したロッテのC・C・メルセデス投手(29)が3日、スポーツ報知のインタビューに応じた。左の貴重な先発としてアピールを続けオープン戦では3試合に登板。2勝1敗、防御率3・86をマークし、5日の日本ハム戦(ZOZO)での登板が有力。新天地で優勝を目指す左腕は日本シリーズで巨人との対戦を熱望し、大舞台での“岡本斬り”を目標に掲げた。(取材・構成=小田原 実穂)

 ―新天地でシーズンが始まる。今の心境は。

 「状態としてはとてもいい。移籍して初めてのチームで監督、コーチ、選手も快く受け入れてくれてるし、すごくやりやすい環境にしてくれている」

 ―巨人の選手とは今も連絡を取っていると。

 「岡本には来日した時に連絡して、『お互い頑張ろうな』って言い合ったんだ。(3月)9日の中国戦の後には戸郷に『ナイスピッチング』って伝えたよ。逆に、僕がオープン戦で投げた時も彼らから連絡が来るし、ずっと友情を大切にしてるんだ」

 ―交流戦や日本シリーズで対戦する可能性もある。

 「岡本とはたぶん6年くらい一緒にジャイアンツでやってたけど、どんな選手かっていうのはもう知り尽くしてる。マウンドに上がったら、兄弟であろうが家族であろうが絶対に打ち取る。勝負するだけだよ」

 ―5日の日本ハム戦(ZOZO)での登板が有力。今季はどういうシーズンにしていきたい?

 「登板に向けてアグレッシブさと、常にポジティブに考えることを大切にしている。あとは試合に入ったら最少失点に抑えることはもちろんだし、長いイニングを投げることを今年はやっていきたいね」

 ―ロッテに来てヒゲを生やした。

 「もともとヒゲは好きで生やしたいと思ってて。巨人にいるときは毎日そるのがルールだったけど、ヒゲがある状態のほうが好き。“ニューメルセデス”を披露できるように頑張るよ!」

 ◆C・C・メルセデス(Cristopher Crisostomo Mercedes)1994年3月8日、ドミニカ共和国生まれ。29歳。2012年から15年まで米レイズ傘下でプレー。マイナー通算53登板で6勝10敗。17年1月に巨人と育成契約し18年に支配下登録。昨季は20登板で5勝7敗、防御率3・18。巨人在籍6年間で通算29勝28敗、防御率3・14。21年にはドミニカ共和国代表で東京五輪銅メダル。188センチ、82キロ。左投両打。

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