【ソフトバンク】球団70年ぶりの開幕2試合連続完封勝ち プロ初先発の藤井皓哉が7回無失点で初勝利

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2023.4.1(土) 17:01

8回の攻撃を終え投手交代を告げる藤本博史監督(カメラ・渡辺 了文)

◆パーソル パ・リーグ ソフトバンク7―0ロッテ(1日・福岡ペイペイドーム)

 ソフトバンクが南海時代の1953年以来、球団70年ぶりの開幕2試合連続完封勝利。開幕8連勝の昨季に続き、またも球団史に残るスタートを切った。

 今季先発に転向し、この日がプロ初先発だった藤井が快投した。5回1死まで無安打投球。最速155キロの直球とフォークを軸にロッテ打線から9三振を奪い、7回2安打無失点で先発初勝利を挙げた。

 昨季は育成入団から実力で“8回の男”まで成り上がり、55試合で5勝1敗3セーブ22ホールド、防御率1・12。しかし、今季は千賀のメジャー移籍もあり、21年の四国IL高知時代以来となる先発を担うが、初戦で“ポスト千賀”になり得る能力の高さを示した。

 打線では4番・栗原が2安打3打点だった開幕戦に続いて爆発。4回に2試合連発となる先制2号ソロを放つと、6回にも中前2点打。8回には右前打を放ち、2試合で打率6割2分5厘、2本塁打、6打点だ。

 4回以降は着実に点を重ねていき、5回には牧原大、7回には甲斐と侍ジャパンのメンバーにも適時打が生まれた。8回のピンチは3番手・又吉が見事な火消し。投打がかみ合った藤本ホークスが圧倒した。

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