【ロッテ】右肘手術から先発復帰の種市篤暉が10Kも4回1失点で降板 勝利投手の権利得られず

スポーツ報知

  • ニュース

2023.4.1(土) 15:44

ロッテ先発・種市篤暉(カメラ・渡辺 了文)

◆パーソル パ・リーグ ロッテ―ソフトバンク(1日・ペイペイドーム)

 20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季先発ローテに復帰した種市篤暉投手が4回1失点で降板。初回から5者連続奪三振など10奪三振の好投を見せたが勝利投手の権利は得られなかった。

 初回、先頭の周東を140キロのフォークで空振り三振に打ち取ると続く近藤を150キロの直球で見逃し三振、3番・柳田にはこの日の最速152キロの直球で空振り三振に仕留める最高の立ち上がり。2回も栗原、牧原大を2者連続の空振り三振に打ち取り初回から5者連続奪三振をマークした。だが2死から中村晃に右翼線二塁打を浴び連続奪三振は5でストップ。さらに正木、今宮に連続四球で2死満塁のピンチを背負ったが最後は甲斐を142キロのスライダーで空振り三振に打ちとり、2回まで6奪三振と奪ったアウトは全て三振だった。

 だが4回、先頭の栗原に2試合連発となるソロを浴び先制点を献上。続く牧原大、中村晃にも連打を浴びるなど再び2死満塁のピンチを背負ったが、最後は周東を空振り三振に打ち取った。

 種市は侍ジャパンに選出された周東、近藤、牧原大、甲斐4選手から全て三振を奪い、4回まで10奪三振の熱投。だが球数は89球とかさみここで降板となり、勝利投手の権利は得られなかった。

関連ニュース

【ロッテ】トミー・ジョン手術から先発復活の種市篤暉が先頭から5者連続奪三振
【ロッテ】吉井理人新監督の初陣は完封負けで黒星スタート「負けて悔しいです」
【ロッテ】高卒3年目右腕・中森俊介が1軍デビューで打者2人をピシャリ
【ロッテ】小島和哉が栗原陵矢に3ラン浴び6回途中3失点で降板 打線は5回まで無安打と援護できず
【ロッテ】佐々木朗希、今季初登板は最短で4月6日 吉井監督「順調です」 ライブBPでは最速160キロ

記事提供:

スポーツ報知