開幕に向けロッテ、室内練習場で汗を流す!

ベースボールキング

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2023.3.28(火) 14:51

ZOZOマリンスタジアム

 ロッテは28日、ZOZOマリンスタジアム室内練習場で練習を行った。

 朝から激しい雨が降っていたため、室内練習場での練習となったこの日、野手陣は各自ウォーミングアップを行い、練習が始まってすぐに打撃練習を始める選手や、キャッチボールをする選手など、全体練習というよりは、選手個人に任せて練習を行っているように見えた。

 中村奨吾、荻野貴司、角中勝也、藤岡裕大、グレゴリー・ポランコなどは黙々と打撃練習で汗を流した。藤岡は練習開始から1時間以上ひたすらバットを振れば、ポランコもマシンを相手に打ち込んだ。中村は打撃練習後に、何かを確認するように素振りを行い、井上晴哉とバッティングについて話し合っている場面も。その井上は打撃練習、キャッチボールの後、茶谷健太、友杉篤輝とともに小坂誠コーチが打つノックを受けた。

 茶谷と友杉はペアのような形で練習を行っていた印象。打撃練習が終わった後、2人でキャッチボールを行い、キャッチボールが終わるとコーチとキャッチボールをしていた井上とともに小坂コーチのノックを受けた。茶谷は途中、小坂コーチに実戦を想定してだろうか、早い打球をお願いする場面もあった。

 今季レギュラーとして期待される安田尚憲は他の選手たちが右の打撃投手のボールを打っている時間が多かった中で、右の打撃投手だけでなく、左の打撃投手のボールも打った。大下誠一郎、小川龍成も打撃練習に多くの時間を充てていた。

 投手陣では開幕投手が内定している小島和哉がブルペン捕手を相手にキャッチボール。途中、ブルペン捕手を座らせてキャッチボールをする場面も。キャッチボールが終わった後は、ショートダッシュを行っていた。廣畑敦也、種市篤暉、中森俊介なども室内練習場でキャッチボール。

 佐々木朗希は全体練習に合流し、ダッシュなどを行った後、スパイクに履き替え、背番号17のユニホームを着てブルペン捕手とキャッチボール。その後、ブルペンに入り投げ込みを行った。この日の練習には澤村拓一、益田直也、小野郁、坂本光士郎、ルイス・ペルドモ、ルイス・カスティーヨらの姿もあった。

 いよいよ3月31日に開幕を迎える。開幕カードは敵地・PayPayドームに乗り込み、ロベルト・オスナ、近藤健介ら大型補強を敢行したソフトバンクと対戦するが、吉井理人新監督のもと昨年と一味も二味も違った姿を見せて欲しいところだ。

文=岩下雄太

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