オリックスの開幕投手候補・山下舜平大が好投 OP戦ラスト登板は6回2失点

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2023.3.24(金) 20:35

オリックス・山下舜平大

◆ 2020年のドラ1が覚醒のシーズンへ!

 オリックスの開幕投手候補・山下舜平大投手(20)が24日、阪神とのオープン戦(京セラD大阪)に先発登板。7三振を奪うなど6回3安打2失点と好投した。

 初回、1番・近本に対し自己最速タイの158キロを計測するなど、立ち上がりから力強い直球を連発。2番・植田をオール直球で空振り三振に仕留めるなど、打者3人を10球で抑えた。2回は二死から初安打を許すも、5番・佐藤輝を空振り三振に仕留めるなど無失点。3回は再びテンポ良く3者凡退に抑え、序盤3イニングを35球で終えた。

 4回は一死から3番・ノイジーにカーブを左前へ運ばれると、続く大山に2ラン被弾。2ボール1ストライク後の外角直球を左中間席へ運ばれた。その後も中堅・茶野の失策で得点圏に走者を背負ったが、7番・梅野を空振り三振に仕留めるなど後続をピシャリ。5回は再びテンポ良く3者凡退で終えた。

 6回は先頭の植田を左飛に仕留め、続くノイジーはフォークで空振り三振。最後は前の打席で2ランを浴びた大山をカーブで見逃し三振に仕留め、オープン戦ラスト登板を6回90球、3安打2失点、7奪三振無四球の好投で終えた。

 2020年のドラフト1位で入団し、昨年はケガもあり過去2年間で一軍登板はなし。今年は実戦で少しずつイニングを伸ばし、これでオープン戦は計15回1/3を投げ防御率2.35と安定。一軍未登板の投手が開幕投手を務めれば、球団では1954年の梶本隆夫(阪急)以来、69年ぶりの快挙となる。

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