24日、ヤクルト戦で好投した日本ハムのドラ2ルーキー・金村尚真［産経新聞社提供］

○ 日本ハム　3 － 1　ヤクルト ●
＜オープン戦　エスコンF＞

　日本ハムのドラフト2位ルーキー・金村尚真投手は24日、本拠地で行われたヤクルトとのオープン戦に先発し、6回1安打1失点に抑える好投を見せた。

　初回は150キロに迫るストレートを軸に三者凡退に抑える上場の立ち上がりを披露。2回先頭のホセ・オスナにソロホームランを浴びたが、打たれた安打はこの1本のみ。失点後は100キロ台のカーブを含む多彩な変化球を駆使しながら、落ち着いたマウンドさばきでスコアボードにゼロを並べた。

　6イニングを投げて68球と球数も申し分なく、1安打1失点、1四球7三振にまとめる上々の内容。開幕ローテーション入りは確実視されており、目前に迫るプロデビュー登板へ向け万全をアピールした。

　なお、チームは1点を追う3回に1番・五十幡亮汰と2番・石井一成の連打で同点とし、同点で迎えた8回に3番・松本剛の右犠飛で勝ち越し。リリーフ投手陣の井口和朋、宮西尚生、石川直也は無安打リレーで試合を締めくくった。

　これで日本ハムはオープン戦4連勝となり、新球場のエスコンフィールドでも“こけら落とし”で敗れた14日・西武戦後は4連勝となった。