【楽天】早川が開幕ローテ当確 26年に「侍のユニホーム着たい」
スポーツ報知
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2023.3.23(木) 03:00
◆オープン戦 西武3-3楽天(22日・ベルーナドーム)
楽天・早川隆久投手(24)が22日、西武とのオープン戦(ベルーナD)で6回6安打3失点。開幕ローテ入りを当確させた左腕は「代表のユニホームは着たい」と2026年に開催予定の第6回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)出場に意欲を示した。
シーズンさながらの修正力が光った。早川は1―0の初回に中村に2ランを許すなど2回までに3点を失ったが、立て直した。「コースを気にせずに力で押そうと思っていたけど、それだと出力が足りないというか、打者のイメージ通りの真っすぐを投げてしまったのでつかまってしまった」。序盤は直球の制球が甘くなったところを捉えられたものの、中盤以降は変身。コンビを組んだ炭谷から「真っすぐはコースに、変化球は低めに」との助言を意識したことで「テンポ良く抑えられた」。カーブとチェンジアップを四隅に投げ分け、4回以降は安打1本に抑える快投だった。
昨年10月に左肘のクリーニング手術を受けた。当初は開幕には間に合わない見通しだったが超回復の仕上げに「(球の)質はすごく良かったんじゃないかな。出だしのところだけ細かな反省点はありますけど、しっかりとステップアップしてきている」と石井監督もひと安心する好内容。6回88球を投げ3失点でスタミナ面も問題なし。開幕5戦目、4月5日の西武戦(楽天モバイル)を託されることが決まった。
試合前の昼食時にWBCのテレビ中継に目を奪われた。大谷が胴上げ投手となる瞬間を見て「打っても投げてもすごいです」と胸が高鳴った。脂が乗った27歳で迎える3年後の次回大会について問われると「もちろん代表のユニホームは着たい。そこまでにしっかりと実績を残さないとファンからの信頼も得られない。実績を積んでいきたい」と世代トップの投手になることを力強く約束した。まずは目の前に迫ったシーズンで圧倒的な結果を残す。(長井 毅)
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