【侍ジャパン】佐々木朗希が4回5安打3失点で降板、4回に3ラン被弾…2番手は山本由伸
スポーツ報知
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2023.3.21(火) 09:26
◆WBC2023 ▽準決勝 日本―メキシコ(20日、米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク)
侍ジャパンのロッテ・佐々木朗希投手(21)が20日(日本時間21日)、米フロリダ州マイアミのローンデポパークで行われた準決勝・メキシコ戦に先発登板。4回で64球を投げて、5安打3失点、3奪三振、最速101・8マイル(約163・8キロ)をマークしたが、0―3とリードを許してマウンドを降りた。
初回は、初球から100・8マイル(約162・2キロ)を計測。先頭のアロザレーナに対して、最後は101・8マイル(約163・8キロ)で空振り三振を奪った。2番・バードゥーゴに対しても101・7マイル(約163・7キロ)で左飛。3番のメネセスからは3球連続変化球で空振り三振を奪って3者凡退で好発進した。
2回は先頭の左打者・テレスに対して敷いた守備シフトがハマり遊ゴロ。1死から100・3マイル(約161・4キロ)をはじき返されて左前安打を許した。すると1死一塁でL・ウリアスの打球が腹部に直撃。内野安打になった。吉井コーチらがベンチから出てきて、投球練習をしてすぐに状態を確認し、続投した。1死一、二塁とピンチを迎えたが次の打者を遊併打。無失点で切り抜けた。両軍無得点の3回も、一ゴロ、三ゴロ、一直と危なげない投球で3者凡退で抑えた。
4回は、先頭打者から外角のスプリットで空振り三振。続く打者にはスプリットをはじき返されたが左飛で抑えた。2死から4番・テレスに対しては、2ストライクと追い込んだが、一塁側に寄った守備シフトが裏目に出て左前安打となった。さらに続くパレデスも三塁後方にポトリと落ちるアンラッキーな安打となり2死一、二塁のピンチを迎えるとウリアスに3ランを浴びた。
11日の1次ラウンド(R)3戦目・チェコ戦(東京ドーム)では、4回途中2安打1失点(自責0)、8奪三振と圧巻の投球を見せた。前日19日(日本時間20日)には「チームが一生懸命に戦ってきて、アメリカまで来れたので、その勢いであったり、そういうのを背負いながらいい形で投げられればなと思います」と意気込みを口にしながら「もちろん長いイニングというよりも、後ろにはいいピッチャーたくさん控えてるので、最少失点、『0』で抑えることがすごく大事になってくると思う。球数を気にするよりも、とにかく1つ1つアウトを積み重ねていって、『0』を並べられたらなとは思ってます」と気合を入れていた。
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