【侍ジャパン】火消し成功の伊藤大海、大谷翔平からは「ナイスピって言ってもらいました」

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2023.3.17(金) 01:06

5回途中からマウンドに上がり無失点に抑えた伊藤大海(右)をタッチで迎える大谷翔平(カメラ・中島 傑)

◆カーネクスト2023 WBC東京プール ▽準々決勝 日本9―3イタリア(16日・東京ドーム=観衆4万1723)

 侍ジャパンは16日に「カーネクスト2023 WBC東京プール」の準々決勝でイタリアを破り、5大会連続の4強入りを果たした。エンゼルス・大谷翔平投手(28)が「3番・投手」で投打同時出場し、投手としては最速164キロで4回2/3を2失点、5奪三振。打者としては3回にバント安打を決め、先取点につなげた。巨人の岡本和真内野手(26)は左翼へWBC1号3ランを放つなど5打点の活躍。米マイアミで20日(日本時間21日)に行われる準決勝で、メキシコとプエルトリコの勝者と対戦する。

 2点リードの5回2死一、三塁から先発・大谷に変わってマウンドへ上がった日本ハム・伊藤大海投手。イタリアの4番打者をフルカウントから、最後は外角153キロ直球で遊飛に打ち取り、ピンチを脱出。“火消し”に成功した。「誰がとか関係なく、前の投手が途中でマウンド降りたときって。その悔しさはわかるのでそこを絶対0に抑えて帰ってくるっていうのが次の投手の役割だと思うのでそこを体現できて良かった。(大谷からは)ベンチで一番最初に迎え入れてくれてナイスピって言ってもらいました」と振り返った。

 9日の中国戦では9回から登板し、無安打無失点2奪三振の好投と、ここまで2戦連続無失点としている。世界一まであと2勝だが、「緊張感がまたオリンピックの時と違った雰囲気の中で試合ができるっていうのはすごいありがたいことだし、準決勝決勝でなにか野球選手から伝えられることって言うのを証明していけたら」と次戦を見据えた。

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