【ソフトバンク】藤本監督が若手に苦言「工夫が全くない」期待の3選手が無安打…OP戦3度目の完封負け

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2023.3.14(火) 19:16

8回2死二塁、空振り三振に倒れた砂川リチャード(投手は今村信貴、捕手は岸田行倫)(カメラ・渡辺 了文)

◆オープン戦 ソフトバンク0―3巨人(14日・熊本)

 ソフトバンクがオープン戦8試合目で早くも3度目の完封負け。正木、リチャード、渡辺陸と先発出場した期待の若手はそろって無安打とアピールできなかった。

 藤本監督は「ヒットは出てるんやけどね。寂しいね、アピールが。残り明日、あさってしか(若手のアピール機会は)ないからね。いろいろと相談します。若い選手は工夫が全くないですね。同じ球に同じふうにやられているようでは1軍の投手は打てないということですよね。その辺の工夫はもう少しやってほしいかな。(1、2軍の)入れ替えも当然ありますから。最初からはっきりサバイバルだということは言ってるんで。そこで結果出なかったらしょうがないですよね。入れ替わる選手も納得して(2軍に)行くんじゃないですか。間違いなく打席数はほぼ満遍なく使えているはずなんですよね。そこで結果が出ないということは競争に負けたということですから」と苦言を呈した。

 この日からの巨人3連戦からは開幕1軍に向けた本格的な振るい落としがスタート。指揮官が試合前に「結果を出してもらわないと、なかなか入れづらい。今日はどれだけ頑張ってくれるか見たいなと思って、1番で入れてます」と正木に期待をかけるなど、台頭を望んでいるだけに物足りなく見えたようだ。

 15日の巨人戦(ペイペイD)からは2軍で好調の増田が1軍昇格。16日の同戦後には複数選手の2軍降格が予想されるだけに、残り2試合は若手にとって重要なゲームになる。

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