【オリックス】山下舜平大、4日の阪神戦で“1軍デビュー” 高3夏に名前とどろかせた甲子園で
スポーツ報知
- ニュース
2023.3.4(土) 06:00
オリックス・山下舜平大(しゅんぺいた)投手(20)が4日の阪神戦(甲子園)で“1軍デビュー”することが3日、分かった。今季初実戦はリリーフで1イニングを予定。「今は開幕ローテ以外の目標はない」と意気込む高卒3年目が思い出の地からスタートを切る。
昨年は1軍未登板ながら、日本シリーズでベンチ入り。同年11月に両くるぶし付近の骨の摘出手術を受け、今春キャンプも順調に段階を踏んだ。キャンプを訪れた野茂英雄氏に教わったフォークも手応え十分。首脳陣は今後の調整過程を慎重に見極める方針だが、エース・山本、宮城がWBC日本代表に帯同しており、山岡、田嶋、山崎福に次ぐ貴重なローテ候補だ。
舜平大は福岡大大濠時代、コロナ禍で3年春夏の甲子園中止を経験。20年8月末の「プロ志望高校生合同練習会」で初めて聖地のマウンドに立ち、最速150キロでその名をとどろかせた。先発転向中の黒木が6日の韓国戦、7日の侍ジャパン強化試合は東が先発予定。先輩たちに負けじと、憧れの地で衝撃の投球を見せる。(小松 真也)
◆山下 舜平大(やました・しゅんぺいた)2002年7月16日、福岡市生まれ。20歳。福岡大大濠では甲子園出場なし。20年ドラフト1位でオリックス入団。昨季は2軍で8試合に登板し、2勝2敗、防御率3・31。190センチ、98キロ。右投右打。年俸700万円(推定)。
関連ニュース
・【侍ジャパン】レッドソックス・吉田正尚が帰国 5日のチーム練習から合流へ
・【オリックス】宮城大弥と“共闘”の紅林弘太郎が3安打2打点 励ましLINEや侍情報の共有「すごいプラス」
・【30人の侍】オリックス・宮城大弥「僕を雑巾のように使ってほしい」どこでも馬車馬のように働く
・【オリックス】中嶋聡監督、キャンプ総括で注目の開幕投手の立候補者に「比嘉ですね!却下しました」
・【侍ジャパン】宇田川優希は「野球で食っていくという気概が伝わらない選手でした」大学時代のコーチが明かす