【西武】渡部健人が決勝の適時二塁打「何とか打とうと思った」

スポーツ報知

  • ニュース

2023.2.28(火) 19:59

9回の攻撃を終え、笑顔でベンチに戻る渡部健人(カメラ・渡辺 了文) 

◆球春みやざきベースボールゲームズ オリックス0―1西武(28日・SOKKEN)

 西武・渡部健人内野手が0―0の9回、決勝の適時二塁打を放った。

 2死無走者から途中出場の山野辺が中前安打で出塁すると、カウント1―0から甘いコースに入ってきた直球を中越えに運んだ。二塁に到達すると、右手を高々と掲げて喜びを表した。「山野辺さんが出てくれたので、何とか打とうと思った」と頬をゆるめた。

 対外試合が始まってからここまでの2試合に4番でフル出場していたが、7打数2安打1打点。思い出したのが松井監督が2軍監督の時にかけてくれた言葉だった。「打てなくても下を向くなと言われたんです」。結果が出なくてもすぐに気持ちを切り替えて次の打席へ向かう。その思いが最終打席に表れた。松井監督も「一発で仕留めたことは非常にチームとしても、本人にとっても期待しているわけですから」と評価した。

 “ポスト中村”として期待される右の長距離砲も昨季は1軍出場なし。3年目は勝負のシーズンになる。「自信につなげたい」と言葉を強めた渡部。まずは練習試合、オープン戦で結果を出してアピールを続けていく。

関連ニュース

【西武】今井達也が3回6奪三振で無失点 森友哉を2三振に「不思議な感覚はありました」
【西武】開幕カードと同じオリックスとの対戦…今井達也が対外試合初登板
【西武】外崎修汰監修のキッズグラブを小学生以下の来場者全員に配布 5月4日の日本ハム戦
【侍ジャパン】源田壮亮が決勝打 栗山監督「本当に素晴らしいバッティングだった」
【侍ジャパン】源田壮亮、好走塁の周東佑京に感謝「あの場面で1球目から走るというのはすごいこと」

記事提供:

スポーツ報知