日本ハムのドラ1・矢澤、2戦連続マルチ 鮮やか先頭打者初球弾、走力も光る

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2023.2.26(日) 17:44

日本ハムのドラフト1位・矢澤宏太投手兼外野手 (C)Kyodo News

○ 日本ハム 8 - 6 阪神 ●
<2月26日 沖縄・名護>

 日本ハムのドラフト1位・矢澤宏太投手兼外野手(22=日体大)が26日、阪神とのオープン戦に「1番・右翼」で先発出場。初回に先頭打者初球アーチを放つなど2試合連続のマルチ安打をマークした。

 3点を先制された直後の1回裏、プロ通算110勝を誇る阪神先発・西勇と対戦。初球の真ん中に入ったシュートを鋭く振り抜いた打球は、右翼ポール際に着弾する追撃の先頭打者アーチとなった。14日の楽天戦(練習試合・金武)では松井裕から右越え2ランを放ち、今キャンプ中の実戦では2発目。場内のファンから大きな拍手を浴びた。

 阪神2番手・B.ケラーと対戦した3回の第2打席は右前打で出塁。3打数2安打2得点だった前日の楽天戦(名護)に続き、オープン戦2試合連続マルチ安打とした。そのあと三塁まで進み、B.ケラーの暴投でホームイン。捕手の坂本は投球を大きく逸らしたわけではなかったが、素早い加速で判断よく生還した。

 5回の第3打席は中飛に倒れたが、3打数2安打1打点、1本塁打2得点の大活躍でお役御免。今キャンプ最後の実戦を2戦連続マルチ安打で締めた。

 日本ハムは矢澤のほか、清宮と万波にもソロ本塁打が飛び出し計3本塁打で阪神との打撃戦に勝利。昨年10月のトレードで阪神から移籍してきた江越も、古巣相手に5打数2安打2打点、1盗塁1得点アピールした。

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