日本ハム・吉田輝星、OP戦初登板は3回1失点 好投で開幕ローテ入りアピール

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2023.2.25(土) 14:16

日本ハム・吉田輝星 (C) Kyodo News

◆ 変化球の制球安定、無四球ピッチング

 日本ハムの吉田輝星投手(22)が25日、オープン戦開幕となる楽天戦(名護)に先発登板。3回1失点の好投で開幕ローテ入りをアピールした。

 初回、先頭の辰己を二ゴロに退け、2番・黒川には追い込んだあとのフォークを振らせ三振斬り。3番・フランコには左前打を許したが、続く浅村を中飛に退け無失点スタートを切った。2回は先頭の阿部に中前打を許したが、一死一塁でオリックスからFA加入した女房役・伏見が盗塁阻止。最後は7番・茂木をフォークで空振り三振に仕留めゼロを刻んだ。

 3回は先頭から連打を許し無死一、二塁のピンチを招くも、1番・辰己に送りバントをさせず、追い込んだあとの直球を打たせ遊ゴロ併殺。二死三塁で続く黒川に左前適時打を浴びたが、最後はフランコを捕邪飛に仕留めた。

 オープン戦初登板は3回55球、5安打1失点、2奪三振無四球の内容。フォークやチェンジアップでカウントを稼ぐなど、変化球の制球が安定していた。

 今キャンプでの対外試合登板は、2回パーフェクトだった9日の韓国・サムスン戦、3回1安打無失点だった17日のキューバ代表戦に続き、3試合連続の好投。目標に掲げる開幕ローテ入りへ、また一歩近づいた。

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