昨年１０月に左肘を手術した楽天・早川隆久投手（２４）が、２６日のヤクルトとのオープン戦（浦添）に先発し、早くも実戦復帰することが２４日、分かった。

　左肘クリーニング手術から、わずか４か月でオープン戦に登板する。術後２か月の１２月中旬にブルペン入り。１月にソフトバンク・和田と行った自主トレでも複数回ブルペンに入るなど急ピッチで調整してきた。キャンプは初の２軍スタートとなったが、約１５０球の投げ込みも消化。ライブＢＰにも登板した。復帰に半年程度を要する例も多い中、小山投手コーチが「順調すぎる」と驚く回復力で２１日に１軍に合流した。

　この日は那覇市内で投手練習に参加。９月２６日以来の実戦に向け、ブルペン投球で調整した。内容はもちろん、最も気にするのは翌日の回復具合で「長いシーズンを戦うというところを考えてやっていければ」。新人の荘司や小孫もアピールする中、３年目左腕の異例となる早期復帰。開幕ローテ入りの可能性もゼロではなくなってきた。（内藤　菜月）

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