【楽天】投手陣大炎上で敗戦、石井一久監督「問題外」とバッサリ

スポーツ報知

  • ニュース

2023.2.16(木) 11:44

大量失点にベンチで険しい表情を見せる石井監督

◆練習試合 楽天1-16阪神(15日、金武)

 楽天は阪神に1―16の大敗を喫した。開幕ローテを狙う高田孝一投手(24)が2回7安打、3四球も絡んで8失点と大炎上。藤井聖投手(26)も3回4安打4失点と、開幕ローテを争う若手コンビがそろってアピールに失敗した。

 試合後の会見。石井一久監督(49)の表情は最後まで厳しいままだった。「もうちょっとサバイバルを意識した投球をしてほしかった。孝一に関してはちょっと問題外」。予定されていた4イニングにたどりつけず62球でKOされた右腕をバッサリと切り捨てた。

 先発陣の若返りを図る今季はチャンスを多く与える方針で1軍キャンプに例年よりも多く若手を呼んでいる。指揮官の思いとは裏腹に、ここまで実戦3試合ではインパクトを与えるような結果を出した新戦力はおらず。「おっ、というところを見せてくれるような場が試合だと思う。それが今はあまりないかな」と嘆きに近い言葉が出てきた。

 一方で、8回の鈴木翔と9回に登板した宮森は無安打無失点に抑えた。大味となった展開でも、昨季1軍で経験を積んだ救援コンビは任された場面で責任を果たした。1軍レベルの投手との差が現れた試合となった。

 2番手で1死しか奪えず4失点した小峯とともに2軍行きが決まった高田孝は「監督の言葉が全てかなと思います」と肩を落とした。今後も激化する競争劇。主力を脅かす新戦力の台頭が望まれる。(長井毅)

関連ニュース

【写真】大炎上した高田孝一の表情
元楽天選手「昨年、自己破産しました」…地獄生活に美人妻号泣
【衝撃】6億円→3500万円…通算5億6500万円の減額は球界最大幅
【写真】里田まいのショートパンツ姿が「美脚ママ」
【写真】里田まい、マー君が長女を抱っこする貴重動画を公開

記事提供:

スポーツ報知