楽天14被安打8四死球で16失点…ローテ候補の高田孝2回8失点、藤井も一挙4失点

ベースボールキング

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2023.2.15(水) 17:02

楽天・石井一久監督

● 楽天 1 - 16 阪神 ○
<2月15日 沖縄・金武>

 楽天が阪神との練習試合に大敗。投手陣が14被安打16失点と打ち込まれ、打線も5安打1得点と振るわなかった。

 開幕ローテ入りを狙う先発・高田孝は初回だけで5失点。立ち上がりから制球に苦しみ、初回だけで31球を要した。2回も修正できず3失点。終始ボール先行の苦しい投球となり、甘くなったカウント球をことごとく痛打された。右腕は2回7安打8失点で降板。目標に掲げるローテ入りをアピールできなかった。

 2番手の小峯も制球が定まらず、2連続での押し出し四球含む計4四死球。1アウトしか奪えぬまま交代を告げられ、計4失点で開幕一軍が遠のく結果となった。4番手の藤井は立ち上がりの2イニングを無安打無失点に抑えたものの、3イニング目となった7回に捕まり一挙4失点。3回4安打4失点とこちらもローテ入りをアピールできなかった。

 それでも、6番手の宮森が1イニングをパーフェクトに抑えるなど、3番手の育成・佐藤、5番手の鈴木翔は好投。投手陣全体で明暗がクッキリと分れる結果となった。

 打線は「7番・中堅」で先発出場した田中和のソロ本塁打による1得点のみ。この日は3番に入った黒川が4打数無安打、途中出場の入江は3打数無安打に倒れるなど、若手のアピールが乏しかった。

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