【オリックス】宇田川優希に“おやつ禁止令” 100キロ超からの減量も「苦しいです。体重が落ちなくて」

スポーツ報知

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2023.2.8(水) 05:00

宇田川優希はブルペンで力投(カメラ・岩田 大補)

 オリックス・宇田川優希投手(24)に“おやつ禁止令”が発令されていることが7日、分かった。現在100キロ超からの減量に取り組んでいる最速159キロのWBC代表右腕。目標としている2月中の4キロ減を達成するため、厳しいチェック体制が敷かれた。

 「苦しいですね。なかなか体重が落ちなくて」と悩みを吐露した宇田川。キャンプでは早出でバイクをこぐことから始め、個別練習でもランニングを追加。それでも大台切りは果たせず、食事制限中であることを明かした。

 チームでも屈指の大食漢。自己管理として、トレーナーとは「腹八分目」を約束した。「いつもは2人前、3人前食べるのが、すぐ終わってしまうので」とグッと耐える毎日だ。ある日の宿舎での夕食。バイキング形式のケーキゾーンで足を止めると「知らねえぞ」と中嶋監督による指導が入るようだ。

 「これは我慢しようね」と優しく注意するのはベテランの比嘉や平野佳。「僕がこう(食事のトレーを)持っていると、コーチの方も見るので」と全員が宇田川を“監視”しながらダイエットを応援しているという。

 この日は今キャンプ5度目のブルペンで25球。WBC球での課題だった直球の感覚もつかみつつあり「余計な悩みとかがなくなって、あとは仕上げるだけ」と、こちらは光が見えてきた。過酷だが、己のための戦い。「禁」を守り、まず侍ジャパンで「金」を取る。(長田 亨)

 ◆大食漢の宇田川 昨年7月末に育成から支配下昇格すると、1軍の充実した食事に感激。過去には「遠征先の食事会場で(バイキングを)何周もしちゃいます。全部いっちゃう」と明かしていた。試合前もどんぶり2、3杯に加えてラーメン。同僚の阿部は「食べてるのに食べてないフリをする。食べ終わった容器をこっそり片付けて『1回目です』みたいな顔でまた食べてる」と“証言”した。

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