【ソフトバンク】藤本博史監督も認めるリチャードの変化「目つきが変わってきた」 大砲覚醒の予感?

スポーツ報知

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2023.2.3(金) 17:51

ソフトバンク・リチャード

 ソフトバンク・藤本博史監督が3日、リチャード内野手の“変化”に目を細めた。

 「(キャンプ)初日に彼から部屋に来て。俺が呼んだわけじゃないよ。リチャードから来て『僕はどういうふうに過ごしていけばいいですか』と言うからね。そこは20~30分、優しくお話を(笑い)」

 昨春のリチャードは三塁レギュラー候補として期待されながら、松田(現巨人)に敗北。シーズンでも2軍ではウエスタン新記録の29本塁打を放ちながら、1軍ではわずか3本に終わった。能力は高いだけに、首脳陣ももどかしい思いを抱えているのが現状だ。

 しかし、今春の背番号52はひと味違う。2日連続でアーリーワークを行い、この日は居残り特打。指揮官との話し合いの効果か、死に物狂いでバットを振っている。

 藤本監督は「自分から動かないと、ということは伝えてます。本人が変わっていかないと。練習に対する姿勢とかね。コーチを捕まえてでもやるとかね。そういうところが大事になってくるんじゃないかな。去年はサードのポジションを空けて頑張れという感じだったけど、今年は空いてないよと。自分でつかみ取らないと、また去年と同じ形になるよということをね。今日も志願の特打やからね。昨日も室内で吉本コーチを捕まえて『投げてください』言うて、よく打ってましたね。今ちょっと見たら集中して打っとった。目つきが変わってきてました」とうれしそうに笑った。

 「(監督との話は)企業秘密です。あんまり話せる立場ではないので。話すのは(結果を残した)後からにします」と決意のリチャード。今季こそ、覚醒の時だ。

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