【楽天】新外国人コンビのマニー・バニュエロス&マイケル・フランコの可能性を担当記者が「見た」

スポーツ報知

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2023.2.3(金) 11:40

 楽天の新外国人コンビが2日、10年ぶりの日本一を目指すチームのキーマンに名乗りを上げた。マニー・バニュエロス投手(31)=前パイレーツ=はキャンプ初のブルペン入り。一方のマイケル・フランコ内野手(30)=前ナショナルズ=はフリー打撃でサク越え4発。両助っ人の活躍の可能性を楽天担当の長井毅記者が「見た」。

 スリークオーターからテンポ良く投げ込んだボールが心地よいミット音を鳴らした。バニュエロスは直球に加えてカーブ、チェンジアップを両コーナーの低めに集め続けた。「両サイドにもボールをコントロールできましたし、強いボールも投げられたのでよかったかな」と振り返った。

 高めに浮いた球はほとんどなく、初ブルペンながら46球中7割以上がストライク。捕手の後ろで投球を確認した小山投手コーチも「真っすぐに力があった。思っていたよりもドンっと来ていたし、(制球も)乱れるようなこともなかった」と分析したように、大崩れするタイプではなく、制球力は一定以上のものがある。投球感覚も短く打たせて取る投球で攻撃にもリズムを生み出せそうで、開幕ローテ入りも十分あり得る。

 一方、フリー打撃に臨んだフランコはスパイクを履かずに感触を確かめながらサク越え4発。中堅から右方向へ強烈な打球を打ち続けた。後藤打撃コーチは「すごく器用さがある。どうやって(日本人投手に)対応してくれるのか楽しみ。走者がいる状況で打点をどんどん稼いでほしい。(中軸に)はまってくれればベスト」と熱望した。メジャー通算130本塁打の数字がひときわ目立っているが、記者には5、6番を打つ中距離打者タイプに映った。

 近年の楽天助っ人野手は日本人投手の縦の変化球への対応ができていない印象が強い。フランコ自身も「日本の投手は賢さがある。マウンドで自分の球を知っていて失投が少ないのが特徴。毎試合、毎打席自分が何をしないといけないのか、プランを立てて対応していきたい」と早期順応が求められるとした上で「1軍に居続けられたら必ず貢献できる自信がある」と豪語した。

 日本一に輝いた13年はAJ(アンドリュー・ジョーンズ)が143試合で26本塁打、94打点。マギーが144試合で28本塁打、93打点と打線をけん引したように、新助っ人の活躍が優勝の絶対条件となる。まだ2人とも未知数な部分は多いが、キャンプ2日目にして期待感は膨らんだ。(長井 毅)

 ◆マイケル・フランコ(Maikel Franco)1992年8月26日、ドミニカ共和国生まれ。30歳。2010年にフィリーズと契約し、14年9月にメジャーデビュー。16年には25本塁打、88打点をマークした。ロイヤルズ、オリオールズを経て、昨季はナショナルズでプレーし、103試合に出場し打率2割2分9厘、9本塁打、39打点。メジャー通算130本塁打。185センチ、101キロ。右投右打。

 ◆マニー・バニュエロス(Manny Banuelos)1991年3月13日、メキシコ生まれ。31歳。08年にヤンキースと契約。15年7月2日にブレーブスでメジャーデビュー。16年以降はエンゼルス、ドジャース、ホワイトソックスと移り、20年に台湾・富邦入り。21年メキシコ代表で東京五輪出場。昨年1月にヤ軍に復帰し、7月にパイレーツに移籍。メジャー通算58試合で6勝9敗1セーブ、防御率5.64。178センチ、97キロ。左投げ右打ち。

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