【日本ハム】新庄剛志監督、いきなり紅白戦でいきなり新人活躍&いきなり競争激化…ドラ5奈良間2安打1盗塁
スポーツ報知
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2023.2.2(木) 06:00
◆日本ハム紅白戦 白組4―2紅組(1日・名護)
“新庄流ガチキャンプ”の成果がいきなり表れた。日本ハムは1日、沖縄・名護で12球団最速の紅白戦を実施。7回制ながら両軍で計16安打と野手陣が奮闘した。就任2年目の新庄剛志監督(51)は「こんだけ打つと思わなかった」と充実の笑み。異例の早期実戦で3つの効果が発揮された。
(1)「宿題」の成果 2回に石井がチーム1号の3ランを右翼席中段へ。昨秋に指揮官から筋力強化を勧められ、オフに3キロの増量に成功した。「去年より打球が強くなっていると感じる」。初打席で早速、成果を示した。
(2)新戦力の台頭 ドラフト5位・奈良間(立正大)が2安打1盗塁とアピール。今キャンプは「実力が分からない選手は名護で見たい」(新庄監督)と、球団17年ぶりに新人5選手が1軍入り。今季は3月2日までにレギュラーを決める考えで、新人の実力を早期に把握できたことは収穫だ。
(3)競争意識の活性化 昨季首位打者の松本剛も2安打と順調な仕上がり。「(レギュラーを)守るという意識は全くないが、やらなければいけないと感じている」。本来なら定位置が確約される立場でも、サバイバルが始まる「2・1」に照準を合わせて仕上げてきた。
優勝だけを目指す新庄体制2年目。目をぎらつかせる選手とともに、キャンプ初日を滑り出した。(内田 拓希)
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