【西武】水上由伸投手が35球のピッチング「60試合くらいは投げるつもり。そこは最低ライン」
スポーツ報知
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2023.1.31(火) 16:32
西武・水上由伸投手が31日、埼玉・所沢市のライオンズトレーニングセンターで練習した。
2年目の昨季、新人王と最優秀中継ぎ投手を獲得した右腕はこの日、カーミニークでランニング、キャッチボールをこなすと、トレーニングセンターのブルペンに場所を移して古賀を相手に35球のピッチングをこなした。速球にスライダーをまじえ「(仕上がりは)去年より早いですね。たまたまです」と淡々と話した。
昨季、同時に最優秀中継ぎ投手を獲得した平良が、今季から先発に転向。勝ちパターンの中核をなす“8回の男”が不在になった。その穴を埋めるべく期待されるのが水上だが「去年はたまたま勝ちパターンで投げさせてもらったので、今年も一から取りにいくつもりでやっています」と、おごることなくまっさらな状態から勝ちパターンに入ることを目指す。
4勝4敗1セーブ31ホールドをマークした昨季は60試合に登板したが、登板数はそのまま首脳陣の信頼を表している。「60試合くらいは投げるつもりです。そこは最低ライン」と昨季並みの登板を目標に掲げた。この日、トレーニングセンターの壁面に掲げられる主力選手のポスターが替えられたが、新たに水上が登場。「うれしいですね。(渡辺)GMにも言われましたが、今年が本当に大事なので60試合目標でいきます」。度胸満点の右腕が3年目のシーズンも終盤のマウンドを守り抜く。
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