【ロッテ】沢村拓一が3年ぶり復帰「ロッテへの気持ちはもちろん強かった」入団会見一問一答〈2〉

スポーツ報知

  • ニュース

2023.1.28(土) 14:11

古巣への復帰を歓迎する文字が掲示されたスコアボードを背に、ポーズをとる沢村拓一(カメラ・安藤 篤志)

 ロッテは28日、レッドソックスを自由契約となった沢村拓一投手を獲得したことを発表した。背番号は「54」に決定。3年ぶりの復帰となった右腕はこの日、ZOZOマリンで入団会見に臨み、「ロッテへの気持ちというのはもちろん強かった」と決断に至った経緯を明かした。

 会見での主な一問一答は以下の通り。

 ―吉井監督の存在が大きいというのは具体的に。

 「僕は3か月、4か月くらいしか3年前はいなかったんですが、こうしろ、ああしろと言われたことは1回もなかったですし、ただ沢村は悪い時にこうなるから気を付けろよとか、そういう注意点をいただくだけでもとても大きかったです。アメリカの野球を経験されていらっしゃる方なので、苦労だったりいろんなことを分かってくださるというのは精神的に大きい」

 ―ロッテ退団後、吉井監督と話す機会はあったのか。

 「僕は年に1回はお食事させていただいていました」

 ―交渉の経緯は。

「初めて交渉したのが1月22日です。それよりも前は交渉していないです」

 ―決断したのは。

 「一昨日の夜に千葉ロッテさんの方でお世話になりますと」

 ―どのイニングを投げたいかや、具体的な目標は。

 「それは監督の方針というか、考えにより合わせてというか。むしろ監督が言わなくても選手が自覚して動いていけば、いろんな方面で対応できるんじゃないかと思っているので、そういう選手というかそういうのをどんどん自分で考えて動かなきゃいけないというのはプロとして当たり前のことだと思っています。目標は特にはいまのところはないです」

 ―ロッテへの恩義はどう感じている。

 「物事も全てそうなんですけど、日常生活においても物事全てやってもらって当たり前とは思っていませんし、やってもらった分は返したいという気持ちを持っているので。僕がアメリカに行く際にもキャンプに入っても待ってくださったロッテへの気持ちというのはもちろん強かったですし、決断する上でたくさんの要素がある中で1つ大きな部分ではあると思っています」

 ―メジャーで学んだものとは。

 「日本の野球とアメリカの野球では野球が全然違うくらい別物なので、何を学んだかというのはちょっと言葉にするのはなかなかちょっと難しいですね」

関連ニュース

【ロッテ】沢村拓一が3年ぶり復帰「勝つために来た」 入団会見一問一答〈1〉
【ロッテ】沢村拓一の3年ぶり復帰を発表 背番号は「54」
【ロッテ】春季キャンプを有料CS放送「日テレNEWS24」で生中継
【ロッテ】松川虎生、ヤクルト・中村悠平へ佐々木朗希の「フォースラというか引っかけて投げるボール」アドバイス
【ロッテ】沢村拓一を本格調査 Rソックスを昨年9月自由契約 救援陣補強へ3年ぶり復帰か

記事提供:

スポーツ報知