【オリックス】山崎福也が脳腫瘍患者の支援団体に寄付「中学時代に脳腫瘍を患い、命の尊さを実感」
スポーツ報知
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2023.1.28(土) 14:13
オリックスは28日、山崎福也投手が脳腫瘍患者の支援をしている団体へ114万円(昨季の登板イニング×1万円)の寄付をすることが決まったと発表した。今年はホスピス団体を中心に、団体に足りない物資などを寄贈する予定。山崎福は26日に「TSURUMIこどもホスピス」を訪問した。
山崎は中学3年時に脳腫瘍と診断され、6時間にも及ぶ大手術を経験。昨年の契約更改後の会見で「高校生のころからずっと同じ病気の人からたくさん手紙をもらっている。病院にも行きました。その人たちのためにも」と口にしていた。
◆山崎のコメント全文
今の僕にできることとして、昨シーズンは1イニングにつき1万円を積み立て、主に脳腫瘍の患者さんを支援している団体に寄付をさせていただくことになりました。初めての活動でしたが、多くの方と出会い、施設や活動団体を知ることができました。ぜひ今年も何かの形で協力したい、という思いが強くなり、同様に活動を継続することしました。
僕の中でもいろいろな考えがありましたが、先日、ホスピスで病気に苦しんでおられる方々のもとを訪問させていただきました。僕自身、中学時代に脳腫瘍を患い、命の尊さや大切さを実感した一人です。たくさんの方に支えてもらった記憶が、今も鮮明に残っています。そうしたおかげで生きることができ、好きな野球ができています。
当時の感謝を忘れず、感謝を形にするためにも、今年はホスピス団体を中心に支援させていただくことに決めました。苦しんでいる中には子どもたちもいますし、少しでも僕が元気や勇気、夢を与えられるように頑張っていきたいです。1イニングでも多く投げ、チームの勝利に貢献し、この活動を広げていきたいと思っています。
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