【ロッテ】沢村拓一が3年ぶり復帰「勝つために来た」 入団会見一問一答〈1〉

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2023.1.28(土) 13:49

古巣のロッテに復帰した沢村拓一(右)は、入団会見で吉井監督とガッチリ握手を交わした(カメラ・安藤 篤志)

 ロッテは28日、レッドソックスを自由契約となった沢村拓一投手を獲得したことを発表した。背番号は「54」に決定。3年ぶりの復帰となった右腕はこの日、ZOZOマリンで入団会見に臨み、「僕は千葉ロッテマリーンズに勝つために来た」と18年ぶりのリーグVに貢献することを誓った。

 会見での主な一問一答は以下の通り。

 ―はじめにあいさつを。

 「沢村拓一です。3年ぶりに千葉ロッテマリーンズに帰ってくることになりました。日本一熱いファンの前で投げられることにとても興奮しています。よろしくお願いします」

 ―今の心境は。

 「3年ぶりということですけども、熱いファンの前で投げられることにとても興奮しています」

 ―米国に残るか、日本球界に復帰するかの迷いはあったのか。

 「考える時間はたくさんありました。ただ自らの気持ちで決断をしたからには、千葉ロッテマリーンズさんのために腕を振ろうと決意して、いまここにいます」

 ―決断に至った理由は。

 「経緯は話せばちょっと長くなってしまうのでたくさんありますが、まずは僕がアメリカに行く際に待ってくれていたというか、快く送り出してくれた千葉ロッテというチームに対しての義理を守るということもそうですし、隣にいらっしゃいます吉井監督が監督に就任されたというのも、とても自分の中では大きかったように思います」

 ―メジャー2年間で得たものとは。

 「言葉に表現するのはとても難しいですが、何かを学び、何かを得るためには自分の体で体験する以上にいい方法はないと思っている。それを少しでも伝えることができたらなと思います」

 ―どんな姿でロッテの後輩たちに伝えていきたいか。

 「後輩に伝えるということは特にないんですけど、僕は千葉ロッテマリーンズに勝つために来たので。それをいろんな方面から伝えられればなと思っています」

 ―ロッテで勝ち取りたいものは。

 「強いチームだからといっていいチームではないし、いいチームだからといっていい組織ではないと思うんですけど。3年前にいさせてもらったときに、ロッテという組織は素晴らしいなと思っていましたし、でもその素晴らしい組織が勝てていないという状況を打破するためには、1人1人が同じ方向を向いて、同じ方向を向いているからといって同じものが見えているわけではなくて、そこの選手1人1人のピントをしっかりと合わせた状態で1年間戦っていけば、いまの戦力でも十分に優勝できると思う。その先頭に立って引っ張っていける存在になりたいと思っています」

 ―今シーズンどんな姿を見せたいか。

 「いい時も悪い時もあるかもしれないですけど、どんな時も常に戦う姿勢、気持ちを持って千葉ロッテファンのために頑張りたいと思います」

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