【日本ハム】昨季二刀流の上原健太 生き残りへ打者封印  「結果を残さないと1軍に残れない」

スポーツ報知

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2023.1.24(火) 16:03

エスコンフィールド北海道と同じ土が敷かれた、沖縄・名護のブルペンで投球する日本ハムの上原健太投手(カメラ・砂田 秀人)

 日本ハムの先乗り合同自主トレが24日、キャンプ地の名護で始まった。昨季、野手との二刀流でシーズンに臨んだ上原健太投手(28)はブルペンに一番乗りし、74球を投じた。「(例年は)50球いかない。全球種投げました」と初日から意欲的に取り組んだ。

 「現状を大きく変えるには大胆に変えるしかない」と、直球とフォーク、スライダーの3球種は、握りとリリースポイントを変更。フォークに関しては昨年末、ソフトバンク東浜とともに参加した故郷・沖縄の野球教室で「小学生が『どう投げてますか』と質問して。これはチャンスだなと握りを見て(笑い)」と3学年上の先輩から学び、「左打者に食い込んでくる系」の球を取り入れ始め、投球の幅を広げにいく。

 昨季3勝からの飛躍を図る今季、キャンプ初日の2月1日に紅白戦が予定されている。登板予定の上原は「打撃をしてる暇はない。打撃はそもそも打ってないので、打てなくて元々。先にこっち(投球)で結果を残さないと1軍に残れないので」と声を大にした。まずは投手として進化を示し、生き残りを図る。

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