【日本ハム】ドラ1矢沢宏太ら新人6人中5人がキャンプ1軍 新庄監督の現役ラスト06年以来17年ぶり
スポーツ報知
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2023.1.21(土) 06:00
日本ハムの春季キャンプメンバーが20日、発表され、新人ではドラフト1位・矢沢宏太投手兼外野手(22)=日体大=、同3位・加藤豪将内野手(28)=メッツ傘下3Aシラキュース=らの1軍キャンプスタートが決まった。新人5選手の1軍発進は、新庄剛志監督(50)の現役最終年でリーグ優勝を果たした06年以来17年ぶりで、北海道移転後最多タイ。フレッシュな顔ぶれも並び、2月1日の紅白戦からサバイバルがスタートする。
優勝を目指す新庄体制2年目。「ガチキャンプ」へ、新人からは高卒のドラフト4位・安西(常葉大菊川)以外の5選手が1軍メンバーに名を連ねた。この日、新庄監督の対応はなかったが、かねて「新人を含めて実力をわかっていない選手は名護の方で見たい」と話していたように、フレッシュな新戦力を指揮官の目の届く1軍キャンプ地の沖縄・名護で見極めることになる。
ちょうど3か月前のドラフト会議で、指揮官は「矢沢君と加藤君はどうしてもほしい。勝負を懸けている年。スカウトの方たちには申し訳ないですけど、即戦力を取りたい」と要望していた。実際に2人とともに1軍スタートのドラ2・金村(富士大)やドラ5・奈良間(立正大)、ドラ6・宮内(日本製紙石巻)も即戦力として獲得。就任1年目は水野と上川畑の社会人出身2人のみが名護スタートで、昨年との変化も示した。
キャンプ初日の2月1日には、いきなり紅白戦が行われる。「素晴らしい動きをしていない選手は2軍に落とします」と話していたように、新庄監督は初日の動きを重要視する考えを口にしている。初日に見たいメンバーが今回の1軍スタートメンバーでもあるだろう。新人についても、特に野手は二刀流の矢沢を含め、初日から実戦出場の可能性が十分にありそうだ。
昨季は支配下の新人全員が1軍で出場したが、今年は「1年目だろうが8年目だろうが、活躍、結果を残した選手がグラウンドに立てる。もしかしたら1年間入れ替えないかなっていうぐらいのメンバーをつくりたい」とシビアに勝利だけを求める。レギュラーを奪うには、ルーキーたちもスタートダッシュが大事になりそうだ。(田中 哲)
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