【オリックス】田嶋大樹“獅子アレルギー”払拭だ 通算8試合登板で防御率7・09「どこかで克服したい」

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2023.1.21(土) 06:00

オリックス・田嶋大樹

 オリックス・田嶋大樹投手(26)が20日、“獅子アレルギー”の払拭を誓った。大阪・舞洲の球団施設で自主練習を行い「何か、打たれますよね…」と西武への苦手意識を自覚。通算8試合の登板で2勝3敗、防御率7・09と数字も悪く、昨年は対戦がなかった。山本、宮城とともに先発の柱として期待される左腕は「どこかで克服したい」と約束した。

 昨季は自己最多の9勝を挙げた一方で、3年連続の規定投球回クリアはできなかった。すべて西武が原因ではないが、相性や登板機会による登録抹消が4度。中18日や21日と変則的な先発もあった。それでも故障なく1年を完走し、対照的に楽天には9試合で5勝負けなしのキラーぶりを発揮。「登板もイニング数も減ってしまう。(パ)5球団全部に投げられた方がいい」と課題と向き合った。

 西武戦の登板は21年4月20日が最後。通算で外崎に18打数11安打、源田にも17打数7安打、ともに1本塁打を浴びているが、17打数6安打1本塁打だった森は新たな女房役として知恵を貸してくれそうだ。「今、投げたら(結果は)分からないですね。あの時の僕とは全く変わってきてるので」と成長を実感して臨む今季の開幕はベルーナDでの西武戦。田嶋の働き方が変わる。(長田 亨)

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