【日本ハム】伊藤大海、ダルビッシュと米で1週間合同トレ「すごくプラスに」…追いロジン封印も示唆
スポーツ報知
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2023.1.19(木) 06:00
日本ハム・伊藤大海投手(25)が18日、札幌市内で自主トレを公開し、3月に行われるWBCへ「追いロジン封印」を示唆した。金メダルを獲得した21年東京五輪で、ロージンバッグを多くつけることでファンの間でも浸透された言葉だが、侍ジャパンに内定済みの右腕は「今のところ、なしで大丈夫かなと思う」と明かした。
現在はWBC球で練習中。その中で「ロージンを使わない方が投げやすいことに最近、気がついた。今は時期的に乾燥している。手も汗をかいてないので、滑らない。暖かくなってきたらどうなるか」と現状を踏まえて封印の可能性を語った。
WBCでも侍ジャパンで共闘するパドレス・ダルビッシュと7日から約1週間、米国で合同トレも行った。憧れの先輩に誘われて実現。投球練習を間近で見て、右腕の自宅でウェートトレも行ったりした。WBCやシーズンへ、打者の分析についても勉強。「朝から晩まで一緒に過ごさせてもらい、普段どんなことを考えているか、どんなふうに試合に向けて準備をしているか感じることができた。すごくプラスになった」と感謝した。
本番まで約2か月。栗山監督からは「いろんなところで投げる可能性がある。迷惑をかけるかもしれない」と連絡を受け、「臨機応変に対応できるように」と“便利屋侍”となる意欲を示した。世界一へ、綿密な準備を続ける。(田中 哲)
◆追いロジン 21年8月4日の東京五輪準決勝・韓国戦(横浜)で滑り止めのロージンバッグを多くつける右腕に相手ベンチからクレームが入った。それでも「ルール的に別に悪くないので。いつもより多めにつけるくらいでいきました」とさらにつけ直して投球。救援として2回無失点で白星を飾った。後日自身のSNSでロージン問題についての思いを投稿し、「#追いロジン」が話題となった。
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