ロッテ、新人合同自主トレは休日 2年目以降の選手たちが汗を流す 〜午前中のロッテ浦和球場〜

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2023.1.13(金) 15:33

ロングティーを行う山本大斗

 13日はロッテ浦和球場で行われている新人合同自主トレが休日、2年目以降の選手たちが2月1日から始まる春季キャンプに向けて汗を流した。

 まず最初にグラウンドに姿を見せたのは、今年プロ5年目を迎える東妻勇輔。外野の芝生でラン系のトレーニングを行った後、キャッチボール。徐々に距離を伸ばしていき、ライトフェンス付近からレフトポール方向にいたスタッフに向かって投げていた。徐々に距離を縮めていき、強めのボールを投げた。時折、変化球を投げるようなジェスチャーも出していた。

 山本大斗も午前10時過ぎにグラウンドに表れ、球団スタッフとキャッチボール。三塁のポジションでノックを受けた(一塁へのスローイングあり)。途中、キャッチボールを終えた東妻もノックに参加した。

 東妻はノックを終えるとグラウンドでの練習を終え、山本は「とにかく強い打球を打とうと考えてやっていました」と、三塁ベンチ前からライト方向に向かってロングティー。その時、しっかり足を上げている時とそうでない時があったが、本人は「ため方というのは自分の中で考えながらやっている。ちょっと今、試行錯誤しながらやっている感じです」と明かした。

 昨年11月にZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習でもロングティーを行っていたが、秋季練習からの“継続”という意識で振っているのかと質問すると、「とにかく力強く振るというのはずっとやっていきたいこと、続けていっている感じです」と語った。途中白黒のバットに変更した山本は、「ラストいきま〜す」と最後の1球も力強い打球を放ち、ロングティーを終えた。ボールケース約箱1個分を打っていた。

 山本のロングティーが終わるとグラウンドでは、同じ高卒3年目の西川僚祐が三塁のポジションでノック。その時、グローブではなくファーストミットで、送球は一塁ではなく二塁だった。ロッテ浦和球場やZOZOマリンスタジアムで自主トレを行うことの多い三木亮も、外野の芝生でキャッチボール(黄色のグローブを使用)。昨年11月1日に『左膝半月板損傷に対する関節鏡視下半月板切除術』を受け、球団からは実戦復帰まで3カ月ほどかかる見込みと発表されていたが、西川が受けていたノックに途中合流し、ショートのポジションでノックを受け、一塁へスローイングもしていた。

 13日の11時55分時点で、グラウンドには西川がノックを終え、三木がショートのポジションでノックを受けていた。

※1月13日11時55分時点

取材・文=岩下雄太

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