ソフトバンク・藤本博史監督が１２日、都内のソフトバンク本社でオーナー報告を行った。「去年、悔しい思いをしたので今年は必ず優勝しますということをお伝えしました」と振り返り、「フロントの皆様から最高の補強をしていただいたので、日本一をやるんだと。王会長も言われるように１０ゲーム離してリーグ優勝する、と。それぐらい強い気持ちを持って、いいプレッシャーを持ってやっていきたい」と決意を新たにした。

　孫正義オーナーからは「いい結果が出せるような方法をみんなで考えてやった方がいいんじゃないか」と練習の工夫の必要性を伝えられたという。王貞治球団会長兼特別チームアドバイザーは「勝負事は勝たないといけない。勝つために必要な技術を身につけるためにはもっと工夫しなさい、と。この２年間優勝していませんし、オーナーも今年こそはという思いが強いようですので、我々としてもやりがいがあります」と意気込んだ。

　後藤芳光球団社長も「わずか１時間ちょっとの間に工夫に関しても様々な宿題が出まして、さらに営業目標もすごい高い目標を言われまして、今、めまいが起きていますけど、しっかりオーナーの期待に応えていこうと思います」と気を引き締めた。

関連ニュース

・【侍ジャパン】“神走塁”再び！ソフトバンク・周東佑京メンバー内定　１９年プレミア１２代走で世界一貢献
・【ソフトバンク】１６年ドラ１・田中正義が日本ハム移籍　ＦＡ移籍した近藤健介の人的補償で
・【ソフトバンク】田中正義、右肩故障に苦しむも１５０キロ台の剛速球復活で期待…担当記者が占う
・【ソフトバンク】中村晃が自主トレ公開「打てなかったら終わり」　新たに２年契約も背水覚悟
・【ソフトバンク】有原航平の獲得発表　背番号１７　世紀の大型補強完成か