オリックスのＴ―岡田外野手（３４）が９日、「長寿」を目標に掲げた。高校時代に注目された「ナニワ四天王」で、辻内氏（元巨人）、鶴氏（元阪神）に続き、昨年末に前中日・平田氏が現役を引退。大阪・舞洲の球団施設で自主練習した１０年の本塁打王は「やっぱり寂しいです」と打ち明け「１年でも長く頑張りたい」と、最後の一人の意地を見せることを誓った。

　同学年も同僚の安達やロッテ・角中ら数えるほど。昨季は３６試合で１本塁打にとどまり「まだまだできるぞ、というのを見せたい」と、６年ぶりの規定打席到達を目指す。初詣で引いたおみくじは大吉。２月に３５歳を迎え「ここ一番、欲しいところでの一本を出せれば」と、定位置奪回から始めるつもりだ。

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