楽天・田中将大投手（３４）が７日、契約更改に臨み、年俸９億円から大幅ダウンとなる４億７５００万円プラス出来高（推定）の単年契約でサインした。

　２年契約最終年となった今季は２５登板で規定投球回に到達したが、９勝１２敗、防御率３・３１。復帰してからの２年間を振り返り「球団の方の期待に届いていない、ファンも裏切った。その面ではふがいない２シーズンだった」と頭を下げた。

　１１月９日に海外ＦＡ権は行使せず残留することを発表。日米通算２００勝まであと１０勝に迫り、今季もチームの支えとして期待を寄せられている右腕は「（２００勝を）大きく超えていかないと、自分の欲しいタイトル（日本一）には届かない。早い段階でクリアできるといい」と前を向いた。

　また、６日に一次メンバーが発表されたＷＢＣ出場へ「候補に残っているので自分としては選ばれたいし、どんな役割でもベストを尽くしたい」と意欲。「いい準備をして、呼ばれてもいいようにと準備しています」と調整していることを明かした。

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