西武・辻発彦前監督

◆ 辻監督イジリのパフォーマンスで話題

　「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは「【本編未公開】流行語の裏でこんなことが！？～パ・リーグTV（裏）大忘年会～」と題して動画を公開した。この動画は、有料会員限定で配信されたオリジナル番組の未公開シーンを公開したもの。出演した辻発彦前西武監督が今季話題となった“劇団獅子”の裏話を披露した。

　劇団獅子は西武ホームゲームの試合前、辻前監督がスクリーンに紹介される際に選手らも映り込み盛り上げる演出。“辻監督イジリ”のパフォーマンスとして大きな話題を呼んだ。

　始まったきっかけについて、辻氏は「山田（遥楓）とか柘植とか選手が、必ず僕が紹介される時にベンチの端っこから僕の方をみて帽子を取る。今日もお願いしますと、『俺を使ってください』という感じで挨拶してくる。お前らちょっとこっち来い。じゃあ（ファンの）みんなに挨拶しろ」と誕生の経緯を説明した。また、持ってきたネタに対して「それダメ」と監督自身でダメ出しをしていたことも明かした。

　なかでも話題となったのが山田遥楓（現日本ハム）のスプレー芸。山田が両手に持ったスプレーを放出し、スモークで辻監督の顔が見えなくなるという演出が球場を沸かせた。辻前監督は「あのスプレーだけはびっくりした。思いっきり顔隠れてた。あれが最高だった」と笑みを浮かべながら振り返った。

【動画】辻監督もビックリ！“劇団獅子”山田遥楓のスプレー演出