【楽天】浅村栄斗、現役最長の8年連続200出塁 パ初の4年連続90四球以上…記録2022

スポーツ報知

  • ニュース

2022.12.26(月) 06:00

今年も全試合に出場した浅村栄斗

 今年も浅村は全試合に出場した。シーズンの全試合に出場は13年、16~22年で7年連続8度目となり、プロ野球9人目の1000試合連続出場を達成。15年8月8日からの連続出場を1020試合に伸ばしている。

 楽天に移籍した19年以降、この4年間で選んだ四球は93→91→101→92個。4年連続の90四球以上は別表の通り4人目、パ・リーグでは初。昨年、今年と2年続連続でパの最多四球になった。

 安打は昨年が130本でリーグ11位、今年は134本で同5位。それでも安打に四死球を加えた出塁数は、昨年235→今年231。ともにパで最も多かった。シーズン200出塁以上は13年、15~22年と、こちらは8年連続で9度目だ。

 200出塁以上の最多、最長は王貞治(巨=62~79年)の18年連続18度があるが、現役で9度は青木(ヤ)、坂本(巨)と並んで最も多い。継続中の連続年数では村上(ヤ)の3年に大差をつけて最長。浅村が連続試合出場とともに、200出塁のシーズンも続けている。

 ▼…昨年〈3〉位の楽天は〈4〉位。これまで〈3〉位以上のAクラスは5度あるが、翌年の順位は〈6〉〈6〉〈6〉〈4〉〈4〉位。すべて〈4〉位以下のBクラス。

 ▼…島内がパ最多の161安打。昨年の打点王に続いて自身2つめのタイトルを獲得した。ただし08年のフェルナンデス、リックが持つチーム記録のシーズン163安打には2本及ばず。初の3割打者にも安打2本足りなかった。

 ▼…パで最も多い18死球をぶつけられたのが鈴木大。最多死球はロッテ時代の17年以来2度目になる。2球団以上で最多死球は、坪内道典とラロッカの3球団を最多に8人目。パの2チームで記録したのは初めて。

 ▼…外野手の西川は走者を送球でアウトにした補殺が10度。外野を守って2ケタ補殺は自身初、今季は両リーグで西川だけ。二塁でアウトが1度、三塁3度、本塁6度。すべて中継なしの直接送球で刺した。

 ▼…チームはリーグ最多の被本塁打123本。個人別では早川19、岸18、田中将16本で3人がワースト3を独占した。被本塁打の多さで同一球団の3投手以上が占めたのは、80年近鉄の4人、00年横浜の3人に次いで3度目。

 ▼…岸の広島戦は西武時代の08年から●●-●●●●●--●○。8連敗でストップ。通算12登板目の初白星で現12球団勝利を達成した。ただし勝った球場は楽天生命。マツダでは0勝4敗と、12球団の本拠地で唯一の未勝利。

 ▼…松井裕は3年ぶり5度目の30セーブ以上。5度は岩瀬仁紀9度に次いで、サファテ、今年の山崎(D)と並び4人目。通算602回1/3で奪った三振788の奪三振率11.77(9回換算の1試合平均)は、投球回500以上の695人中、佐々木主浩の12.20に次ぐ数字だ。(阿部 大和)

関連ニュース

【楽天】現役ドラフトで獲得の正随優弥が入団会見「二桁本塁打を第一目標にしていきたい」
【楽天】岸孝之、来年39歳の決意「衰えたと言われないように」キャリアハイ誓う  
【楽天】島内宏明、4年契約3年目なのに来オフ「FAさせて」“後出しじゃんけん”に球団は即却下
【楽天】島内宏明、球団に異例の要望 4年契約3年目の来季終了後に「FAさせてほしい」
【楽天】太田光が一般女性と結婚「一緒に成長していけると確信」

記事提供:

スポーツ報知