【オリックス】宮城大弥投手、日本ハム移籍の元女房役・伏見を心理戦交え制す

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2022.12.25(日) 05:00

宮城大弥(右)と伏見寅威

 オリックス・宮城大弥投手(21)が日本ハムにFA移籍した伏見寅威捕手(32)を“先制口撃”した。24日、大阪・舞洲で自主トレを行い、ともにキャッチボール。左腕を知り尽くす元相方は強敵となるが「ちょっとずるいですが、配球も分かっている。それで勝つのも大人げないので、僕も考えながら倒していきたい」と不敵な笑みを浮かべた。

 今季11勝中の10勝、通算25勝中の22勝が伏見と先発バッテリーを組んでのもの。「この場面ではこう投げるだろうというのがあると思う。逆に違う球を投げてみたり。ほぼ(サインに)首を振らなかったので、全球振ってみたり」と作戦をチラリ。「違う人ではやらないことをやって、勝負なので真剣にいきたい」と心理戦も交えて制するつもりだ。

 2年連続2ケタ勝利を挙げ、リーグ連覇、日本一に貢献。成長は先輩のおかげでもある。「怒られてばかりで軽いムチを…。まぁ聞き流している感じですけど」といじりつつ「優しいですし、意見も聞いてくれる。いい関係だったと思います」と改めて感謝。「対戦があるなら楽しみにしています」と快投で恩返しする。(玉寄 穂波)

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