【西武】水上由伸投手の“公約”は地元長野・宮田村の球場改修「老朽化してるので、きれいにしたい」

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2022.12.18(日) 06:00

出身地の長野・宮田村を訪れ小田切村長(右)と握手を交わす水上

 今季、パ・リーグの新人王と最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した西武・水上由伸投手(24)が17日、出身地の長野・宮田(みやだ)村で行われたトークショー後、郷里の球場を改修するプランを掲げた。

 1日の契約更改時に「いつかは村長になりたい」と宣言し、村の知名度は大幅アップ。小田切康彦村長も「ありがたいことです」と感謝しているが、水上は早くもある“公約”を掲げた。それは自身もプレーした宮田球場の改修だ。

 両翼92メートル、中堅130メートル超の土のグラウンドで照明設備も備えているとはいえ、地元の関係者によると「だいぶ傷んできて、コンクリートのフェンスをラバーに替えてはという要望もあります」という。「宮田村から一人でもプロの世界に来てくれることを待っています」と後に続く選手の登場を待ち焦がれている水上は、そのためにも環境を整えることを視野に入れている。「老朽化しているので、きれいにしたいですね」とうなずいた。

 トークショーには約300人が詰めかけ、指導を受けた恩師が登場。「今と同じで、投げる時は楽しそうでした」といった思い出を聞かされて笑みを浮かべていた。「来年も話があればやらせていただきます」。再びの凱旋を果たすためにも、3年目を迎える来季も終盤のブルペンを締める覚悟だ。(秋本 正己)

 ◆宮田村(みやだむら) 長野県の南部に位置する村で面積は54・5平方キロメートル、人口8855人(11月1日現在)。南アルプスと中央アルプスを望む自然豊かな村。東京からはJRを利用して約4時間、高速バスで約3時間45分ほど。

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