【オリックス】現役ドラフトで加入の渡辺大樹、制度のためにも100試合出る

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2022.12.15(木) 05:00

現役ドラフトでオリックス移籍した渡辺大(右は福良GM)

 現役ドラフトでヤクルトからオリックスへ移籍した渡辺大樹外野手(25)が14日、大阪・舞洲の球団施設で入団会見を行った。「この制度がどうなっていくのかを含めて、僕たち(移籍した)12人が今後、どういう活躍をしていくかが大事」と自覚。来季目標に「(まだ一度も)達成できていないので」と自身初の100試合出場を掲げた。

 昨季は自己最多94試合に出場。主に外野の守備固めとして、ヤクルトの優勝に貢献した。今季は49試合と出番を減らし、現役ドラフトで移籍。「このままでは普通に終わってしまうと思っていた」と同制度に救われ、新天地で勝負をかける。

 来季は高卒8年目。千葉県生まれで、関西での生活は初めてだ。「野球人として、一からつくり直すきっかけを与えてもらった。結果で示すしかない」。守備、走塁には定評。課題の打撃を磨き、吉田正の抜けた外野のポジション争いに加わる覚悟だ。(長田 亨)

 ◆渡辺 大樹(わたなべ・だいき)1997年6月7日、千葉県生まれ。25歳。専大松戸から2015年のドラフト6位でヤクルト入団。通算成績は194試合で打率1割6分9厘、1本塁打、6打点。182センチ、87キロ。右投右打。既婚。年俸1200万円。

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