【ソフトバンク】泉圭輔、現状維持の2700万円で契約更改 “10・2の悪夢”乗り越え「あの経験から成長した自分を」

スポーツ報知

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2022.12.7(水) 14:54

ソフトバンク・泉圭輔

 ソフトバンク・泉圭輔投手が7日、ペイペイDで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2700万円(金額は推定)でサインした。

 「後半戦だけではありますけど、1軍で投げさせてもらって、そこを評価してもらいましたし。あと試合では見えないブルペンの役割だったり、肩をつくる回数だったりを評価していただいてこの金額だったので。しっかり評価していただけたかなと思います」

 4年目の今季は30試合に登板し、0勝2敗6ホールド、防御率3・72。シーズン終盤は勝ち試合での登板も増えたが、引き分け以上でリーグ優勝が決まった10月2日の最終戦、ロッテ戦(ZOZO)では2点リードの6回に山口に逆転3ランを献上した。負け投手となり、号泣。試合後も仲間に肩を抱かれながら球場を後にした。

 「どうしてもシーズン最終戦の結果が一番悔いが残るというか。あの一試合の印象が強すぎて、今年一年、とても良かったと言えるシーズンではなかったというか。あの日に自分のせいで負けちゃって、もちろん世間からバッシングというか、嫌でも誹謗(ひぼう)中傷が目に入ってきて。あの試合が終わって1週間ぐらいは本当に家の外に出るのも怖いなと思ってたんですけど、本当にたくさんのファンの方からいただいた温かい言葉で立ち直るきっかけになったので。それは本当にありがたかったなと思いますし、そうやって励ましていただいたからこそ、来年はあの経験から成長した自分を見せないといけないと思って。ああいう経験を二度としないためにも、来年は今年以上に頑張らないといけないと思います」

 “10・2の悪夢”を乗り越え、来季は強い自分を見せる。

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