西武・岡田雅利捕手が１日、所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の３０００万円でサインした。

　今季は３年契約の初年度とあって年俸は変わらないが、７月に左膝の手術を受けた影響もあって出場は１試合にとどまった。「いい時も悪い時もあって万全は難しかった」と振り返った。

　大阪桐蔭高の後輩でもある森がＦＡ権を行使してオリックスへ移籍。先輩として相談を受けたことを明かした。「正直、いろいろ相談を受けて悩んだ決断だったので、聞いていてライオンズ愛も強かったですし、いろんな言葉も言っていましたし、自分の決断だと思います。オリックスは今年日本一になって、森が入って来年できなかったら自分のせいと思う部分も強い選手なので、ボクらが日本一になって後悔させる意味でも、捕手陣が頑張っていかないと」と覚悟を示した。

　森の穴を埋める正捕手候補に柘植、古賀といった若手の名前が挙がる中「来年は一番初めに岡田が頑張ってくれたと言われるようにしたい。（阪神の）岡田監督が言われている“アレ”を目指してやっていきたい」とＶ奪回を誓っていた。

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