【オリックス】森友哉 あこがれのモリーナと同じ背番号4「子供に夢を与えられる選手になりたい」

スポーツ報知

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2022.11.27(日) 06:10

入団会見を終え、背番号4のユニホーム姿を披露した森友哉(カメラ・渡辺 了文)

 西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使し、オリックスに移籍した森友哉捕手(27)が26日、大阪市内のホテルで入団会見した。

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 「一度しかないプロ野球人生を悩み、考え抜いた」。23日の西武のファン感謝祭。トレードマークの金髪を封印した森の言葉に、移籍を決断した覚悟が表れていた。

 捕手として史上4人目の首位打者を獲得した19年から一転、20年は打撃不振でチームもV逸。ベンチで涙をこぼした日があった。「試合中もずっと泣きそうになってた。試合に出たくなかった」。その挫折の時に心の支えとなったのが、憧れの存在。18年の日米野球で対面した、強打の捕手・モリーナ(カージナルス)だ。間近で見たプレーに「えぐかった! 震えた」。譲り受けたバットやユニホームは大切に自宅に飾る。モリーナのような選手になる、という思いで奮い立ち、21年は打率3割をマークした。

 「(身長170センチと)小さくてもプロの世界でできるんだと、子供たちに夢を与えられる選手になりたい」。大阪でプロにあこがれて育った少年が、あこがれのモリーナと同じ「4」を背負い、今度は少年たちのあこがれとなる。(19~21年西武担当・森下 知玲)

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