【西武】オリックスFA移籍の森友哉、古巣への思い吐露「感謝しかない」 移籍決め手は「伸び伸び」

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2022.11.21(月) 16:29

オリックスにFA移籍する森友哉

 西武からオリックスにFA移籍する森友哉捕手(27)が21日、移籍決断後初めて取材に応じた。

 オリックス移籍について「めちゃくちゃ悩みましたし、だけど新しい環境でもう一度やってみたいという気持ちが強かったというのが1番ですかね」と振り返った森。オリックスについては「伸び伸びやっているなと。若い選手が楽しく一生懸命がむしゃらに出来ているのは中堅、ベテランの支え。その人たちがいい雰囲気で試合に臨めているからこそ。若手の選手が萎縮するチームは正直魅力は感じていない。そういった意味でオリックスは伸び伸びやっているなと感じました」と決め手を明かした。

 9年間在籍した西武については「めちゃくちゃ感謝しかないです。当時はキャッチャーでもへたくそだったけど無理矢理使ってもらってここまで成長できて西武には感謝しています。それしかないです」と頭を下げながら「(仲のよかった)岡田さんとか、山川さんと離れるのはすごいさみしいけど、新しい場所で挑戦したい思いの方が強かった」と話した。

 森はFA宣言選手との交渉が解禁された11日からわずか6日でのスピード合意。16日にオリックスとの契約合意が発表された。4年総額18億円以上の大型契約を提示されたと見られ、背番号は「4」に決定。オリックスの福良GMも「良かったです。本当に。攻守ともに普段通りやってくれたら大丈夫」とホッとしていた。

 大阪桐蔭高2年だった12年には、1学年上の阪神・藤浪とバッテリーを組みながら打線の中心を担って、春夏連覇に大きく貢献した森。13年ドラフト1位で西武に入団した。1年目の14年から41試合に出場して6本塁打を放つと、2年目の15年には指名打者を中心に138試合に出場。18年からはチームのリーグ連覇に貢献した。19年には、打率3割2分9厘で首位打者にも輝いてMVPも受賞。プロ通算9年で102本塁打、打率2割8分9厘という、球界では貴重な「強打の捕手」として活躍してきた。

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