【ソフトバンク】DeNAからFAの嶺井博希、楽天戦力外の渡辺佑樹を獲得 V奪回へピンポイント補強

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2022.11.21(月) 11:24

嶺井博希

 ソフトバンクは21日、DeNAからFA宣言していた嶺井博希捕手、楽天を戦力外となっていた渡辺佑樹投手が入団することになったと発表した。

 渡辺は育成選手として入団する。背番号は嶺井が「12」、渡辺が「172」に決まった。23日に入団会見が行われる予定。

 嶺井はプロ9年間で通算472試合の出場。今季は勝負強い打撃で主戦捕手として活躍。自己最多の93試合に出場し、74試合で先発マスクをかぶった。チームでは正捕手の甲斐が今季打率1割8分と打撃不振。控え捕手は海野や渡辺ら若手で、補強は急務となっていた。

 渡辺は20年秋にサイドスローに転向。同年オフには一度育成契約となったが、同じ変則左腕の高梨(巨人)と自主トレを行い、21年3月に支配下復帰した。チームでは今季、モイネロが守護神に回ったことで中継ぎ左腕が嘉弥真だけと手薄に。中継ぎ左腕の補強は課題の一つだった。育成からのスタートとなるが、サイド左腕が“即戦力”になる可能性は十分だ。

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