【西武】西口文也2軍監督、最前列で松井稼頭央監督と「コーチング」研修 講師が感心「一番メモをとられていた」

スポーツ報知

  • ニュース

2022.11.19(土) 22:32

西武の「コーチングコミュニケーション研修」でディスカッションする西口文也2軍監督(右)と熊代コーチ(球団提供)

 西武は19日、松井稼頭央監督、西口文也2軍監督ら1、2軍の全首脳陣が埼玉・所沢の球団施設でコーチングコミュニケーション研修を受けた。

 秋季キャンプの練習後に、外部講師として元アメフト日本代表コーチでNPO法人「コーチ道」代表理事の松場俊夫氏を招いて約3時間半実施。講義ではフラットなコミュニケーションを取るために社長や部長など役職に関係なくニックネームで呼び合う企業があることが紹介され、松井稼頭央監督は「カズ」など自分のニックネームを書いた札を首からさげて参加した。

 SNSやネットで多様な情報を選手が得ることができる現代、監督コーチが情報を落とし込むだけの「ティーチング」よりも、対話や選手と一緒に考えながら選手の主体性を重視する「コーチング」が重要であることが示され、選手への声かけのポイントなども説明された。

 松場氏は「ティーチング主体ではなく、双方向コミュニケーションのコーチングを体感して頂きたかった。松井監督と西口2軍監督が一番前の席を選んで頂いた。その時点で成功するなと思いました。普通、偉い人は後ろの方に座るか、全く出ないこともある。しかも松井監督と西口2軍監督が一番メモをとられていた。いいチームだな、強いチームだなと思いました」と話した。

 西武は監督、コーチも成長することを球団方針に掲げ、11月に入ってコミュニケーション研修、アスリートセンタード・コーチング研修、スポーツ科学研修を実施。この日のコーチングコミュニケーション研修が今秋4度目の研修だった。

関連ニュース

【西武】松井稼頭央監督「僕たちも成長しないと」1、2軍首脳陣がコーチングコミュニケーション研修
【西武】村神様の後輩、川野涼多が2点タイムリー 松井稼頭央監督「フェニックスから良かった」
【西武】古賀悠斗、打で正捕手争いアピール 森友哉がオリックスにFA移籍
【西武】外崎修汰、紅白戦に両軍の「2番・DH」で出場して右中間二塁打 浜屋将太は3回無失点
【西武】秋季キャンプで紅白戦 日本ハムから移籍の佐藤龍世らが出場予定

記事提供:

スポーツ報知