【ロッテ】村田兆治氏を悼み黙とう、半旗掲揚 吉井理人監督「尊敬する野球人だったので残念」

スポーツ報知

  • ニュース

2022.11.12(土) 06:45

半旗を掲げ、黙とうするロッテナイン

 ロッテは11日、OBの村田氏を悼み、ZOZOの秋季練習で半旗を掲げ、選手らが黙とうを行った。吉井理人監督(57)は「素晴らしい野球人、尊敬する野球人だったので残念」と無念の思いを口にした。

 指揮官にとって、思い出深い出来事がある。近鉄時代の88年、当時5年目の吉井監督はオールスターに初出場。リリーフとして駆け出しの頃だったが、村田氏から「一緒に練習しよう」と声をかけられたという。「すごい練習させられましたよ。ポール間走をガーって走らされて、腹筋1000回くらいさせられて。オールスター明け1週間くらい調子悪かったのを覚えてますよ」と懐かしみ、「これくらい練習しないと一流になれないんだなと感じましたね」と実感を込めた。

 村田氏はトミー・ジョン手術から復活した投手の先駆者として、カムバック賞も受賞。「本当に野球に真摯(しんし)に取り組むすごい選手だった」と吉井監督は突然の別れを惜しんだ。

関連ニュース

【ロッテ】元オリックスの吉田一将と元阪神の高野圭佑が入団テストでシート打撃登板 高野は最速152キロ
【ロッテ】球団公式HPで村田兆治氏を追悼「ファンに愛されました」
【ロッテ】吉井理人監督が村田兆治氏の急逝を悼む「素晴らしい、尊敬する野球人だった」
【ロッテ】OB村田兆治氏の訃報受け半旗を掲げ練習
高木豊さん「佐々木朗希はMLB球に慣れるのが先決」と指摘

記事提供:

スポーツ報知