【オリックス】西武・森友哉に4年16億円の大型契約準備 日本ハム・近藤健介とW獲りへ

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2022.11.11(金) 06:00

オリックスが獲得に乗り出す日本ハム・近藤(左)と西武・森

 オリックスが、FA権を行使した西武・森友哉捕手(27)に、出来高を含めた4年総額16億円規模の大型契約を準備していることが10日、分かった。日本ハム・近藤健介外野手(29)にも4年以上の長期契約を提示する方向で最終調整したもよう。FA宣言選手が公示されたこの日、福良GMは大阪・舞洲の球団施設で「興味はありますよ。調査はします」と語るにとどめたが、11日の交渉解禁をもってダブル獲得に乗り出す方針を球団として固めた。

 今季は日本一に輝いたが、捕手は伏見、若月、頓宮らを併用。19年に首位打者を獲得するなど球界屈指の“打てる捕手”の森を獲得できれば、攻守両面で戦力に厚みが増す。オリックスの本拠地の大阪府出身で、小学生時代にはオリックスジュニアのチームでプレーした縁もある。他球団との争奪戦に発展する可能性があるが、4年約16億円の大型契約でアタックする。

 また、近藤は、中嶋監督が日本ハムで選手兼任コーチだった時代から師弟関係。争奪戦を制するため、長期契約を用意する。

 吉田正がポスティング制度による米大リーグ挑戦を直訴している。FA宣言した伏見が流出する可能性もある。その中で、今オフの国内FA戦線の目玉の2人のW獲得を目指していく。

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